イヌワシ繁殖調査20230501

今日は、昨年巣立ち確認をしたペアの観察に来ました。

観察はじめてホンの数分で斜面スレスレを餌を探し(ヘビシフトっぽい)ながら飛ぶメス1羽を確認。その後、その個体は波状飛行(翼をすぼめ急降下と急上昇するディスプレイ飛行)を始める。

すると別の1羽(オス)も近くに出現。すぐに、ある谷方向へ消えていった?

その後、オスが再び出現し、斜面を一生懸命探餌している。斜面上で2回旋回した後、翼をしぼって降下!林のすき間に入っていった!その個体は、すぐにそこから出てきたが、脚にヘビを持っている!狩りに成功した様だ!その個体は、ヘビを持ったまま先程消えた谷へ!繁殖している!おそらく親の行動からヒナもそこそこの大きさになっていそう。

肉食のイヌワシは、連続繁殖する時に衛生面からか巣を変えることがある。ただ、気にした様子は見られなかったものの昨年1.5km離れた地点から長期間巣立ち調査した自分を嫌がって巣を変えた可能性も無では無い!

登山道も近くにある巣…。何が本当の理由かは分からないが、観察圧の可能性もある!雛が大きくなる迄は、低頻度、短時間観察しかしない私だが、調査でワシに悪い影響与えてしまっては本末転倒!今後、ここでの観察は、出来るだけ短時間のみにしようと思う。

という事で、新緑の素晴らしい環境での気持ち良い調査地ではあるが、今日も早々に観察を終了し移動しました~。